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2024年(令和6年)12月、滋賀県立瀬田工業高等学校の男性校長(59歳)は、沖縄での修学旅行の引率中、現地に住む自身の娘と合流して長時間一緒に行動していた。
校長や県教委によると、修学旅行は2年生を対象に3泊4日で実施し、校長が団長を務めた。2日目の昼前、ホテルにいた校長は昼食を買いにコンビニに行くため、30代の娘を呼んだ。ホテルから車に乗り、班行動している生徒が行きそうな観光地を巡ったという。最終日は他の教員とタクシー移動の予定だったが、日中に4時間ほど、娘の車に乗って移動し、観光地で時間を過ごしたという。
県に匿名のメールが寄せられて発覚し、校長は職員会議やPTA役員会で謝罪した。また、校長が県外で宿泊を伴う出張をする場合は県教委に事前申請する必要があるが、手続きを怠っていたという。
滋賀県教育委員会は、「誤解を招く行為で適切ではない。勤務中は引率業務に専念する必要がある」とし、校長に口頭で注意した。
県教委は新年度の校長会で綱紀粛正の徹底を求めるという。
京都新聞社の取材に、校長は「生徒の見守りはしていたが、娘と一緒だったので遊んでいるように見えたかもしれない。逸脱した行為で反省している」「誤解を招いた」と説明した1。
- “県立高の校長、修学旅行の引率中に娘と4時間観光地巡り「遊んでいるように見えたのかも。反省」” 京都新聞 (2025年3月26日)