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2024年(令和6年)10月8日午後2時25分頃、千葉県の松戸市立小学校の特別支援学級担任の女性教諭(30歳代)は、同校の教育相談室で、特別支援学級の男子児童(小学2年生•8歳)を抱き抱えてポリエチレン製のゴミ箱(35L)の中に入れ、立たせた状態で、ゴミ箱を蹴って児童を転倒させた。児童は床に口をぶつけ、永久歯の前歯1本が5mmほど折れる怪我を負った。児童は、2025年4月現在も治療を続けている。教諭は、児童が繰り返しゴミ箱を蹴ったため、同様の体罰を指導と称して10月に計3回繰り返していた。

教諭は当初、保護者や校長に対し、児童の後にあったゴミ箱を蹴り、倒れたゴミ箱が児童の足に当たって転倒したと説明しており、臨時保護者会や市教委の聞き取りに対しても虚偽報告を行っていた。
学校や市教委の対応に「寄り添ってもらえない」と不信を募らせた保護者がは、2025年1月、松戸署に被害届を提出し、2月に同署が教諭に事情を聴いた。同署が聴取した話と、教諭が事故として報告した内容が食い違っており、市教委が再度、教諭に聞き取ると虚偽報告を認めた。同年4月11日、市教委は記者会見を開き、謝罪した。
教諭は、事実が明らかになる3月まで担任を続けており、2025年4月現在は体調不良で休んでいる。児童と保護者に「怪我をさせて大変申し訳なかった」と謝罪、「事実を知られるのが怖かった」と話しているという。
市教委は県教委に報告し、連携しながら適切に対応していくとした。再発防止に向けては教職員に対し、人権意識の向上を図る指導を徹底し、校舎内の死角を無くすとしている。
参考資料
“教諭が小2児童を「ごみ箱」に入れて蹴り、前歯折る 当初は「事故」と報告、その後ウソ認める 千葉•松戸” 東京新聞 (2025年4月11日) 他