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2025年(令和7年)4月24日正午頃、大分県の日田市立小学校で、男性教諭(20歳代)が、授業中に起きた児童同士のトラブルを仲裁した後、個別指導をした際に感情的になり、胸ぐらを掴んで体を揺さぶり、児童は頭を背後のドアにぶつけるなどして後頭部を2針縫う全治10日間の怪我を負った。また、掴まれた胸元には痣が残った。
児童は保健室で手当てを受けた後、保護者と病院を受診した。
報告を受けた校長は、出血が止まっていたことなどを理由に救急搬送を見送り、教諭は保護者に「大きな怪我ではない」と伝え、病院に連れていくよう依頼したという。
同市教育委員会の江嶋久典教育長は、同月29日の記者会見で、怪我の状況などから「病院へ緊急搬送すべきだった」と述べ、「申し訳ない気持ちでいっぱいだ。再発の防止に万全を期したい」と謝罪した。
また、教諭が以前から同じ児童に体罰を行っていた疑いがあることも判明した。教諭は市教委の聞き取りに対し、「自分の指導力不足。言葉で諭すことができず、体罰に頼ってしまった」と話しているという。
参考資料
“大分•日田の体罰問題、後頭部2針縫うけが負った児童の救急搬送を見送る…市教育長が謝罪” 讀賣新聞 (2025年4月30日) 他