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2025年(令和7年)4月23日、北海道帯広三条高等学校は、生徒120人分の健康診断に関わる個人情報が記載された文書ファイルを、全1年生が閲覧できる校内クラウド上に誤って掲載した。
間違ってアップロードされたのは、健康診断の尿検査未提出者120人の「学年•クラス•出席番号」が書かれたPDFファイルで、一部の生徒の出席番号が赤丸で囲まれるなど、未提出の理由が生理のためとわかるような表記が含まれていた。
このクラウドは1年生の生徒239人と教員18人が閲覧でき、アップロードされた後、他の教員が気付き、すぐに削除されたが、10分程の間、誰でも閲覧できる状態になっていた。
翌日全校集会で校長が謝罪し、生徒に聞き取りを行った結果、4人の生徒からファイルを見たと申告があったという。外部への流出は確認されていないという。
個人情報が流出したことについて佐野住夫校長は「個人情報の取り扱いをより一層徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントした。今後はデータをアップロードする際は、複数人でのチェックを行うなど再発防止策を強化するとしている。
参考資料
“120人の”尿検査の未提出者リスト”を高校の教師が誤ってアップロード_未提出の理由に「生理」表記も…生徒4人が「見た」と申告<北海道帯広市>” FNNプライムオンライン (2025年4月25日) 他