鎮西高校野球部暴力的指導事件

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2022年(令和4年)12月、熊本県の私立鎮西高等学校の野球部監督(2004年から同校野球部監督を務め、2014年センバツで甲子園出場)は、部員に対する暴力があったとしてコーチに配置換えされた。

2022年5月、元監督は理事長から「勝てない野球部に金を出せるか」などと言われ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され、翌年から休職し、2023年に復職したが2024年10月現在も自宅待機を命じられたままである。これについて鎮西高校は、理事長の発言は監督への激励であったとし、元監督のコーチへの異動は野球部の指導を巡って元監督が「暴力を振るったなどの問題が県から指摘され調査した結果」であるとした。また、部員への暴力を否定している元監督に対し、「県からの調査があったこと自体が問題で、何らかの処分をしないといけないという理由」でコーチへの降格を行ったと説明した。

2024年9月、元監督は「長時間労働があった」として労災が認められた。

2025年6月、2024年10月に元監督が不当に監督を解任されたなどとする会見を行った際、学校側が民放テレビの取材に対し、元監督は生徒への「暴力の行使があった」とする虚偽の発言などをして名誉を毀損されたとして、元監督は学校法人などに対し合わせて2000万円の損害賠償を求めて提訴した。

6月4日の弁論で元監督は「生徒に対してまったく暴力を振るっていない。事実とは違う汚名を着せられ、野球界では生きていけない。生きていく力を奪い、生きる価値観を奪ったもので本当に許せない」などと述べた。
一方、学校側は裁判には出席せず裁判所に提出した答弁書の中で、「名誉毀損による損害が生じているとする点については否認し、全面的に争う」などと主張している。

参考資料

“鎮西高校元監督が意見陳述 名誉毀損で学校側に損害賠償求める” NHK (2025年6月4日) 他

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