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2025年(令和7年)5月23日夕方、栃木県の私立作新学院高等学校の硬式野球部監督を努める男性教諭(41歳)は、練習中、1塁手の部員(2年生)に対し「グラブさばきが慣れていない」としてグラブを外すように指示した。この部員は野手からの送球を素手で受け、帰宅後に痛みを訴え、翌24日に医療機関を受診した結果、右手の薬指2か所の骨折が判明し、26日に手術を受けた。
翌6月4日に野球部の部長から学校側に報告があり、学校は安全配慮に欠けるとして、監督と部長、コーチの3人に厳重に注意をした。また、学校は監督を同月9日以降、部活動の指導から外していて、同月10日に県高野連に報告した。
監督は学校に対し「安全管理の配慮に欠けていた。大変申し訳ないことをした」と話しているといい、同校の上野栄一総合進学部長は「不適切な指導であり、あってはならないことだ」としている。
作新学院の硬式野球部は春と夏の甲子園にあわせて28回出場している強豪校で、同監督は2006年に就任し、2021年まで10大会連続で夏の甲子園に出場し、2016年には全国制覇した。
参考資料
“作新学院監督が不適切指導 素手で守備練習させ野球部員が骨折” NHK (2025年6月13日) 他