福岡県立玄界高校生傷害事件

2025年(令和7年)6月10日午前9時半頃､福岡県立玄界高等学校の男子生徒(高校1年生•15歳)=宇美町在住=は､同じクラスの男子生徒(16歳)の背後から首に腕を回して掴み､手に持った包丁を首付近に突き付けて脅迫したなどとして現行犯逮捕された｡被害生徒に怪我はなかった｡

事件当時は授業中で､逮捕された生徒が突然立ち上がり､被害生徒の後方から包丁を突き付けたため､男性教員が刃物を渡すように男子生徒を説得し､刃物を受け取った教員が男子生徒を取り押さえた｡午前9時半過ぎに同校の教員から｢教室内で生徒がナイフを持っている｣と警察に通報があり､駆けつけた警察官が暴力行為等処罰法違反と銃刀法違反の容疑で男子生徒を現行犯逮捕した｡包丁は刃渡り約15.4cmで､男子生徒が自宅からリュックに入れて教室に持ち込んだとみられている｡

福岡県警粕屋署によると､逮捕された生徒は｢被害生徒が授業中に私語をしたり授業を妨害することがあり､鬱憤がたまっていた｣｢退学になって別の高校に行きたかった｣などと話し､容疑を認めているという｡

事件の発生を受け､同校は午前中に全校生徒を帰宅させたという｡

参考資料

“｢退学になって別の高校に行きたかった｣授業中に同級生の首に包丁を突きつけ脅した疑い　高1男子生徒(15)を現行犯逮捕” RKB毎日放送 (2025年6月10日) 他

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