小野市立小野中学校陸上部教師によるわいせつ事件

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2019年(令和元年)11月10日未明、小野市立小野中学校の陸上部で監督を務める男性教諭(40歳代)は、16日に豊岡市で開催される兵庫県中学校駅伝のコースを試走させるために9~10日まで女子選手8人と最年長の顧問、男女2人の教諭らと豊岡市で強化合宿を行った際、夕食後に食堂で他の教諭と飲酒し、その後それぞれの部屋に向かい、翌10日午前0時頃、女子生徒が4人ずつ2部屋に分かれている部屋の寝ている片方の部屋に侵入し、うち1人にわいせつな行為をした。

9日夜から10日未明にかけ、選手が他の生徒に打ち明けて発覚した。教諭は10日早朝、自分の車で宿舎を出た後、音信不通になった。被害を受けたとされる女子選手は同日、豊岡南署に事情を説明した。

同校の関係者は「女子生徒はまさか顧問にそんなことをされるなんて思いもよらなかったため、驚きと恐怖で声も出せなかったようです。翌朝、被害生徒が他の女子生徒に相談し、女性の教諭に被害を訴えた。しかし顧問はすでにその場から姿をくらませていた。早朝5時30分頃、1人で宿舎から車で出ていったようです。宿舎から抜け出す際、エンジン音を聞いていたものがいた」と話している。

2019年11月15日夜、同校は保護者説明会を開き、約500人の保護者に兵庫県中学校駅伝の欠場の経緯を説明した。同校の藤原俊則校長は「監督によるセクハラ行為があったようだ」などと話した上で、同教諭から事情を聞いていないことや警察が調べていることを理由に詳細は明らかにしなかった。

男性教諭は陸上の各種大会で教え子を優勝に導くなど手腕が高く評価されており、同校の女子チームは今年、東播地区予選を3位で通過し、県中学校駅伝への出場を決めていたが、選手と保護者が話し合い「走れる状態ではない」として欠場することにしたという。

兵庫県警豊岡南署は強制わいせつ容疑で男性教諭の逮捕状を取り、行方を捜査している。

2020年1月14日、兵庫県教育委員会は行方が分からないまま40日以上にわたり無断欠勤を続けている男性教諭を懲戒免職処分とした。県教委は教諭本人から事情を聴くことはできていないが、複数の生徒の証言などをもとにわいせつ行為があったと認定し、処分を決めた。県教委の担当者は「早く現れて謝罪してもらいたい」と呼び掛けている。

同校の関係者は「顧問は地元姫路の出身で、自身も中学時代、陸上選手として全国大会に出場している。首都圏の国立大学を卒業後、保健体育の教諭として兵庫県下の中学校に着任。陸上競技部を全国大会出場に導き、3位に入ったこともあった。五輪選手に育った教え子もいて、その手腕が評価された。2012年に現在の小野中に赴任し、3年目には兵庫県中学校駅伝で初優勝を飾った。生徒とは毎日、日誌を交換し、食事や体重の増減、練習メニューや学習内容を書かせ、それに対するコメントを欠かさず添えていたそうです。練習を休むのは年末年始とお盆ぐらい。奥さんとお嬢さん、2人の息子さんと5人暮らしで、陸上に集中させてくれた家族には、感謝の気持ちを抱いていた。これまで顧問に関するセクハラ、パワハラのトラブルなどは報告されていません」と話している。

参考資料

“行方不明のわいせつ教諭を懲戒免職 兵庫県教委” 産經新聞 (2020年1月14日) 他

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