成城中学•高校教師によるわいせつ事件

2024年(令和6年)7月､私立成城中学•高等学校の男性非常勤講師(45歳)は､東京•豊島区のインターネットカフェで､18歳未満と知りながら当時高校2年生の女子生徒(16歳)に現金1万円を渡し､淫らな行為をしたとして､2025年7月2日､警視庁少年育成課は児童買春•ポルノ禁止法違反(児童買春)の容疑で逮捕した｡男性講師は銀座のマジックレストランのオーナーを務め､プロマジシャンとしても活動する一方､2004年から20年以上にわたり､同校で数学や情報を教えてきたベテラン教員であり､休み時間にも特技のマジックを披露し､生徒から｢マジシャン先生｣として親しまれていた｡

警視庁によると､被害にあった女子生徒がSNSに｢JK｣と書き込み､会える人を探していたところ､投稿を見た男性講師が｢池袋で会えない?｣などと誘い出し､その後インターネットカフェを訪れ､女子生徒とそれぞれ別の個室に入った｡女子生徒によると､男性講師は｢ノックをしないで入ってきてくれ｣と指示し､自分の個室に呼び出しており､警視庁は店員や他の客に怪しまれないためだったとみている｡

男性講師は｢身に覚えがありません｣と容疑を否認する一方で､｢年下の女性に興味があり､これまでにSNSで知り合った10代から30代の女性およそ100回と援助交際した｣とも供述しており､警視庁は他にも余罪があるとみて調べている｡

学校は､｢今後､事実が明らかになった段階で､法人として厳正に対処したい｣とコメントしている｡

参考資料

“｢100回くらい同様の手口を…｣“マジシャン先生”成城中学•高校の教員(45)逮捕　女子高校生に現金渡しみだらな行為か　警視庁” TBS NEWS DIG (2025年7月2日) 他

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