杉並区立荻窪小学生埋没釘事故

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2023年(令和5年)4月13日、東京都の杉並区立荻窪小学校で、校庭を走っていた児童が転倒し、ラインマーカーとして地面に打ち込まれていたとみられる地面から数ミリ出ていた釘の頭で膝に十数針縫う大怪我を負った。

杉並区立荻窪小の校庭で発見されたくぎの一部=区役所で2023年5月24日午前11時45分、加藤佑輔撮影
杉並区立荻窪小の校庭で発見されたくぎの一部=区役所で2023年5月24日午前11時45分、加藤佑輔撮影1

その後、同校は緊急調査を実施した。運動会などのために校庭に打ち込んだ釘やフックが544本見つかり、区内全域の小中学校などでも調査した結果、43校から1350本の釘やフックが発見された。

更に5月17日から区内の小中学校など63施設を対象に、金属探知機による調査と除去作業を進めた。21日までに調査した8施設から、釘などの金属物が1990点見つかった。

4月22日、同校は臨時保護者会を開催し、事故の状況と今後の対策について説明した。

杉並区は釘の代わりにペグ(杭)を使用する場合でも、使用後に必ず回収すること、定期的な安全点検の実施、校庭での釘の使用を禁止するなどの再発防止策を発表した。

杉並区教育委員会は一般に公表しなかったが、東京新聞の5月11日の報道によって事故が明らかになった。報道後、杉並区はウェブサイトで事故の状況と緊急調査の結果を発表し、「けがをされた児童とその保護者には、心からのお詫びとお見舞いを申し上げます」という教育長のコメントを出した。杉並区の岸本聡子区長は5月24日の記者会見で、事故を知ったのは(発生から約1か月後の)5月10日夜間だったことを明らかにし、「このような重大な事故について、教育委員会との情報の共有が遅れたことに対し、深くお詫びを申し上げます」と述べ、頭を下げた。事故の把握が遅れた理由について、岸本区長は、杉並区教育委員会から区の危機管理部門に「情報を上げていなかったため」と説明し、今回の反省をもとに「危機管理上の情報連携のルールについて点検し、改善を図ってまいります」と語った。

参考資料

「情報共有の遅れをお詫びしたい」小学校の校庭の釘で児童が大けが、杉並区長が謝罪Yahoo!ニュース (2023年5月24日) 他

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  1. 校庭にくぎ、児童が大けが 小中などで調査•除去 東京•杉並” 毎日新聞 (2023年5月24日)
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