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三重県の私立高田高等学校の運動部顧問の男性教諭は、2024年(令和5年)度から2025年5月にかけて生徒に「腐ったミカンだ。周りに悪影響を与える」「アホだから技術が向上しない」などと暴言を吐いたり、長時間雑巾掛けを行わせるなどし、同校ハラスメント委員会にパワーハラスメントと認定された。同校は男性教諭を7月から2か月間、顧問を外す対応を取った。
顧問は暴言について「チーム全体の士気につながることを指摘し、叱責しようと思った。申し訳ない」などと話しているという。学校は今後研修などを行い、復帰の可否を判断するとしている。また、男性教諭は外部指導員として認められていない妻に手伝わせていた。
同校で2024年6月から11月にわたって起きた高田高校運動部不適切指導事件の再発防止に取り組む過程で新たな不適切指導が判明したという。
同校の福山茂校長は「昨年度に続き、部活動内での不適切指導事案を発生させてしまった現実を重く受け止め、他の部活動で同様の事案がないか注意するとともに、万が一問題が発生してしまった場合には、迅速に認知•介入•対処し、事態の重大化を未然に防ぐための体制を維持してまいります」とのコメントを発表した1。
- “運動部顧問が生徒に「腐ったミカン」 三重の私立高がパワハラ認定” 朝日新聞 (2025年7月19日)