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2016年(平成28年)2月13日、大阪市立加美中学校の女子ソフトボール部の顧問の男性教諭(26歳)は、練習試合でミスをした女子生徒に審判用のマスクを投げ付け、それが身をすくめた生徒の後頭部に当たり、4針縫う全治7日間の怪我を負わせた。
市教委はこの問題を契機に調査を行い、負傷した生徒を含む部員全9人が、2014年7月から2016年2月頃にかけて、試合中のエラーや練習時の態度などを理由に、教諭から拳で顎を殴られたり平手で頬を叩かれたりするなどの暴力行為を63回受けていたことが判明した。
2016年4月27日、大阪市教育委員会は、男性教諭を停職3か月の懲戒処分とした。また、管理監督責任を問い、同校の前校長(56歳)を戒告処分とした。
2012年の市立桜宮高校のバスケットボール部主将の自殺問題(大阪市立桜宮高校バスケットボール部員暴力的指導自死事件)を受け、市教委は教職員への研修などで体罰行為の撲滅を目指し、この教諭も研修を受けていたという。市教委は「教諭の行為は許されず、誠に申し訳ない」としている。
「中学校ソフトボール部における暴力行為事案に係る検証報告」(PDF:11KB)
参考資料
“女子ソフト部員9人に「指導」称し暴力…大阪市立中教諭を停職3カ月” 産經新聞 (2016年4月27日) 他