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2020年(令和2年)9月、鹿児島県立高等学校の女子生徒(高校2年生•17歳)は、2019年夏以降、同級生の1人からLINEで「消えろ」「死ね」などのメッセージを送られたり、別の同級生からは嫌がらせを受けるなどしたことを苦にして自死した。
県いじめ防止等対策委員会は女子生徒が受けた行為をいじめに当たると認定した。
2025年7月16日、女子生徒の遺族は、女子生徒がいじめが原因で自殺に追い込まれたとして、県と同級生2人に対し、約9160万円の損害賠償を求めて提訴した。
遺族側は、学校によるアンケートで、女子生徒が「心身の状態」や「教師との関係」の項目で「困っています」と回答していたにもかかわらず、学校が悩みを尋ねるなどの適切な対応をせず、同級生への適切な指導も行わなかったとして、設置者である県の注意義務違反に当たると主張している。
参考資料
“LINEで「消えろ」のメッセージ 「困っています」と伝えても学校は対応せず――高2女子自殺で遺族「いじめが原因」と鹿児島県•同級生を提訴” 南日本新聞デジタル (2025年9月13日) 他