青森市立浪岡中学生自死事件

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2016年(平成28年)8月25日、青森市立浪岡中学校の女子生徒(中学2年生•13歳)は、20名以上の生徒から「死ね」「きもい」「ブス」と暴言を吐かれたり、机を蹴り上げられたり、私物を汚されたり、LINEで嘘の噂を流されたりするなどのいじめを受け、「もう耐えられない。うわさ流したり、信じたり、いじめたやつら。二度としないで」という遺書を残して列車に飛び込み自死した。

2017年4月11日、青森市教育委員会いじめ防止審議会は4件のいじめを認定した。自殺の背景は「思春期うつ」と「いじめによる心身の疲弊」を並列したが、「思春期うつ」の根拠は示されなかった。
2018年8月2日、再調査委員会は20件以上をいじめと認定し、いじめが自殺の「主要な原因」と認定した。
2018年12月29日、市長と市教育長らが遺族側と面会し、審議会の調査に問題があったことを報告し、謝罪した。

事件は国内のみならず、海外のメディアに報道された。ジャパンタイムズ、米国ニューヨークタイムズ、米国News Week、ベトナムテレビジョン(VTV)、中東最大のテレビ局アルジャジーラのほか、中国、台湾、韓国、スペインのメディアが自殺事件や教育委員会の不手際を報じた。

事件の経緯

2015年(1年次)
Aさんは1年の1学期に学年生徒会の会長を務めた。女子バレーボール部に所属し、津軽民謡に合わせて踊る伝統芸能の「津軽手踊り」の学外チームにも所属していた。

入学間もない6月頃、Aさんと同じクラスで女子バスケットボール部の部長で事件の主犯格であるB(1年次から周囲の生徒から恐れられる存在で、身体の大きい男子らを取り巻きにして部活ぐるみで固まって行動しているため、大人しい生徒は誰も逆らえない状態だった。)は「明日から◯◯(Aさんの名前)をいじめる」と宣言した。翌日以降、Aさんは学校で同級生や同じ部活動の生徒らから「死ね」「きもい」「ブス」と言われたり、無視されるようになった。
Aさんと同じクラスで女子バスケットボール部のDは、AさんにLINEで「オカメ、見捨てられて当然、目が腐る、嫌なら早く死ね」などの文章を送っては、それをBに見せて媚びたり、Aさんと同じクラスで女子陸上部の部長でグループの副リーダー格のCに「こんなの送ってやったぜ〜」と見せて自慢していた。(CはLINEなどで嫌がらせを受けるAさんを見て大喜びしていた。)Dは他にもAさんの机を蹴り上げたりするなど、ありとあらゆる嫌がらせを嬉々として行っていた。Aさんには女子バレーボール部の部長のGを含む複数の生徒から毎日のように「頼むから死んでくれ」「目障り」などのメッセージが送られていた。女子バレーボール部のQは、嘘の噂を流してAさんをいじめていた。Aさんはいじめのストレスで精神を病み、女子バレーボール部を退部すると、今度は複数の女子バレーボール部員から仮病扱いされた。(Aさんは女子バレーボール部を退部後、美術工芸部に入部した。)
Aさんと同じ女子バレーボール部のEは「Eの腰巾着」と呼ばれているFと共に、1年生の頃からトイレ内でAさんを暴行するなど、インターネットでの攻撃以外の直接の暴力行為を行っていた。
Aさんと小学校が一緒で仲が良かった女子陸上部のHは、主犯格のBと親友になり、いじめグループと行動を共にしていた。Bが幼馴染のAさんをいじめ抜いているのに知らん顔で一切助けず、一緒に笑っているだけではなく、Aさんの相談に乗る振りをしていじめに参加していたという。
1年次、BとAさんと同じクラスの男子生徒Mは共に1年副主任から職員室でいじめで指導を受けた。

保護者は1年時から何度も学校にいじめの相談をしており、学校もラインに「死ね」と書いたり、うわさを書いた生徒らに注意するなどしていたが、担任は加害生徒に「次やったら、親に言うからね」と脅しただけだったという。

同6月頃、LINEを介した中傷が発覚し、父親が担任に相談していた。中傷される理由について、Aさんは「わからない」と話していたという。学校が対応し、一旦嫌がらせは無くなった。
同年秋頃からAさんは朝起きられなくなり、ストレスによる「起立性低血圧」と診断された。3学期頃からは、週に数回しか学校に行くことができなくなった。

2016年(2年次)
Aさんと両親は再三にわたって学校側に申し入れており、2年になってからは加害者の親と生徒にもう二度とうちの娘に関わらないでくれとまで言っていた。
4月、2年進級時のクラス替えで配慮がなされ、Aさんは「大丈夫」と話すようになった。

Gは、別れた彼氏Jが被害者と付き合い始めると嫉妬に狂い、別れた彼氏への未練から『◯◯◯◯(被害者の氏名)は浮気者•ビッチ』などLINEのタイムラインに嘘の噂を流したり、被害者のクラスまで来ては大声で被害者の悪口を言うなど執拗ないじめを続けた。それを見た生徒達が「ありえない」とか「浮気とかきもい」「ブスのくせに」と暴言を吐き、それを知った2年4組の担任教諭と副主任の教諭らが「今は◯◯(被害者の名前)生きてるけどこんな噂で自殺したりしたらどうすんだ!責任取れんのか!」と激怒して叱ると、GとEは泣いて被害者に嘘の謝罪をした後、2人で「あれぐらいでぇ~超ウケる~死んでくれた方がいいんだけどぉ~っ」とゲラゲラと大声で笑っていたという。
2年次、嘘の噂を流して被害者をいじめていた4組のサッカー部のKとL、O、Pは指導を受けた。

年次は不明だが、Bは参観日に被害者が先生から問題を当てられた時、クラスメイトや大勢の保護者の前で被害者が当時付き合っていた男子生徒の名前「エーキ」を叫び、生徒らで笑いものにした。
Bは被害者に「お前を見ると目が腐る」などと口汚く罵り、被害者に自死を決意させる暴言を放った。

6月、事実と異なる噂が再びLINEで流され、拡散された。Aさんは友人に「もう学校に行けない」と話し、ショックで2週間ほど休んだ。「死にたい」と口にして自殺の方法を調べたこともあったという。父親は取材に「今年5月に転校を検討したが、(転校しても無駄だとLINEで脅迫されていたので)断念した。ネットで娘の悪口や噂が転校先にも伝われば、逃げ場がないと感じた」と明かしている。

8月24日、Aさんは登校し、始業式に出て、その後の授業を受けた。
Aさんは学校で友人から「LINEでまた流されている」と聞き、LINEで新たな噂が発信されていることを知って別の友人に相談した。「誰が流したのか」と憤り、ショックを受けた様子だったという。
Aさんは27日に出場予定の「津軽手踊り」の全国大会に向けて夜9時頃まで練習をしていた。三味線を担当する祖父が「頑張れよ」と声を掛けると、「うん」という返事があった。

8月25日朝、Aさんは「具合が悪い」と訴え、両親が出勤後も1人自宅に残った。
午前10時頃、青森県藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で、Aさんは線路上に飛び降り、普通電車に撥ねられ、全身を強く打って死亡した。

全国大会に参加している「津軽手踊り」のチームの動揺を避けたい遺族の意向で、東京に行ったメンバーにはAさんが参加できなくなった理由は伝えなかった。死亡が伝えられたのは優勝し、青森に帰るバスの車内だった。メンバーは29日早朝、Aさんの自宅を訪れて優勝を報告し、生徒の名前入りの賞状を父親に手渡した。

8月29日、学校は全校集会でAさんの死亡を報告し、1分間黙祷した。
同日夜、Aさんがスマートフォンに『遺書』という書き出しで「ストレスでもう生きて行けそうにないです」「二度といじめたりしないでください」と書き残していた遺書が公開された。遺書にはいじめられたとする複数の生徒の実名も挙げられており、家族への感謝とともに、「家族へ、先立つ不孝を許してください。もう無理です」と書かれていた。Aさんは遺書の中で、「津軽手踊り」の学外チームに向けて「東京いって全国でまた皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい。だから7人で、優勝してください」とのメッセージが残されていた。Aさんが遺書を書き保存状態にしたのは25日午前8時34分だった。父親は取材に「いじめた生徒は大変なことをしたということを深く反省してほしい」と肩を落として語った。

Aさんの死後、Gは地元の祭りで男子達を引き連れ大声で「あんなんで死ぬんだ~」と大声で笑いながら故人を中傷して嘲笑っていた。

黒石よされ写真コンテスト市長賞受賞作品
黒石よされ写真コンテスト市長賞受賞作品
画像出典:日本経済新聞

10月17日、8月に開催された青森県黒石市の夏祭り「黒石よされ」をテーマにした写真コンテストで、一旦入賞が決まった作品にAさんが写っていたとして、主催する「黒石よされ実行委員会」が入賞を取り消していたことがわかった。
実行委員会と遺族によると、青森市の男性が8月15日、黒石市内の祭り「黒石よされ」で踊りを披露したAさんを撮影し、同25日に亡くなったことを知らないまま、コンテストに応募した。その後、被写体となった女性が自死したAさんだとわかり、実行委員会は遺族の了解を得た上で男性に写真の最高賞の「市長賞」を贈ると内定した。
しかし、発表間近の10月13日、責任者の元黒石観光協会会長が「祭りの写真としてふさわしくない」と反対した。実行委員会のメンバーでもある黒石市の高樋憲市長も14日、実行委員会に「多くの人に祭りを知ってもらうという賞の趣旨になじまない」と伝達した。実行委員会は応募者の男性に賞の辞退を求め、男性は応じた。
17日のコンテストの結果の発表では、市長賞は受賞者なしとされた。
Aさんの祖父は、「孫が一生懸命に踊っている写真が受賞したと連絡を受けた時は家族みんなで喜びましたが、取り消されて残念です。主催者側に理由を尋ねても納得できるような説明ではありませんでした」と話した。
遺族は17日、受賞予定だった写真を公表し、これまで非公開であった氏名を明らかにした。
父は「「(娘の)四十九日に内定ということで、こういった形で娘と会えた気がして、なんらかの娘のメッセージなんじゃないかと」と語り、「いじめられても、笑顔だった姿をたくさんの人に見てほしい。二度といじめをしないでという娘の願いを伝えたい」と公表理由を話した。
その後、黒石市の高樋市長は19日午後に開かれた記者会見で、Aさんの名前や写真が報道で公表されたことなどを理由に、改めて遺族の了承を得た上で市長賞を贈る考えを示した。
市長は「生徒に配慮して取り消しをしたが、氏名や写真などが公表されたことから、応募者とご遺族のご了承を得たうえで改めて市長賞を授与させていただきたい。慎重さを欠く部分があり家族に深くおわび申し上げます」と述べ、賞の取り消しを撤回したうえで、「黒石市長賞」を改めて贈ると発表した。また、「混乱を生じさせて(Aさんの)ご家族に深くおわび申し上げる」と謝罪した。
黒石市によると、今回の問題を受け、市役所には19日午後3時までにおよそ300件の電話と1000件以上のメールが寄せられており、そのほとんどが主催者側の対応への苦情や批判だという。
高樋憲市長は20日、Aさんの父らに謝罪し、一連の経緯を説明した上で、11月のイベントで写真を展示させてほしいと遺族に依頼した。「いじめをなくす気持ちを多くの人に持ってもらえたら」とAさんの父親に快諾してもらったという。Aさんの父親は面談後、「いじめをなくしたいという私たちの訴えを、市長は心からわかってくれたようだった。謝罪を素直に受け入れたい」と述べた。

また、同じ青森県内ではこの6日前の19日にもいじめ自殺が発生している(東北町立上北中学生自死事件)。

調査委員会

調査委員会の設置•調査内容

2016年8月31日、市教育委員会は、いじめ防止対策推進法に基づき設置している第三者機関「市いじめ防止対策審議会委員」に事実関係の調査を要請した。
学校も調査を始めており、両者が連携して全容解明を目指す。

8回の臨時会、29回の作業部会としての連絡会を開催した。
審議会は、遺族、関係生徒及び保護者、関係教員及び関係者ら延べ103人から聞き取り調査を行った。
Aさんのスマートフォンを調査し、2015年の夏休み前頃から、校内や無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで「死ね」「きもい」などと言われていたことを確認した。

2016年11月6日、市いじめ防止対策審議会は、「いじめのあった可能性が極めて濃厚」との見解を明らかにし、Aさんに対して1年生の時から、校内や会員制交流サイト(SNS)上で「きもい」など、相手に不快感を及ぼすことを目的とした言葉があったと判断した。
一方、同校では「きもい」「うざい」「死ね」といった言葉のやり取りが常態化していたため、言葉のニュアンスを更に精査する必要があるという。
6日に青森市内で記者会見した櫛引素夫会長(青森大教授)は「乱暴な言葉が校内で常態化していたため言葉の意図が千差万別。生徒への聞き取りを進め、当時の状態をクリアな言葉で説明したい」と語った。

調査委員

弁護士ら5人で構成。
医師会や弁護士会など、市内の職能団体から推薦を受けた2015年6月1日委嘱。
委員長:櫛引素夫青森大学教授
委員:山本鉄也弁護士 青い森法律事務所
荒谷雅子(財)日本医療機構 評価機構認定病院芙蓉会病院 精神科医師
蝦名享子(財)日本医療機構 評価機構認定病院芙蓉会病院 臨床心理士
齋藤史彦公立大学法人青森県立保健大学健康科学部社会福祉学科講師

2016年11月1日~ 臨時で追加
木村伸一元中学校校長
2016年12月19日~ 臨時で追加
本田政邦NPO法人役員

調査報告書•その後

2016年12月20日、青森県警は、通話アプリなどでAさんを「きもい」などと中傷したとして、関係した生徒数人を児童相談所に通告した。学校内外での子供の「言葉の暴力」に関して警察が介入するのは異例。Aさんの父親は、「◯◯(Aさんの名前)が願っていた、いじめをなくしたいっていうことの第一歩を、確実に進められたと感じています」と話した。
通告された生徒は、当時14歳未満のため、刑罰は科されず、児童相談所は、今後、家庭裁判所での審判が必要かどうかを判断する。

12月23日、青森市教育委員会のいじめ防止対策審議会は、Aさんへのいじめがあったと認定した。審議会は青森市で5回目の会合を開き、この中で、Aさんのスマートフォンに残されていた通話アプリ「LINE」のやり取りなどを検証した結果、Aさんを中傷する内容の書き込みが多数確認できたことを明らかにした。このため審議会は、これまでに行った聞き取り調査も合わせ、「相当に乱暴な言葉により、不快にさせる行動が長期間、断続的に存在した」としてAさんに対するいじめがあったと認定した。
審議会は、更に詳しいいきさつや自殺との因果関係などを調査した上で、年度内を目処に報告書をまとめることにしている。Aさんの父親は、「複雑な気持ちだが、◯◯(Aさんの名前)の訴えが認められたのはよかった。自殺との因果関係もしっかり調べてほしい」と話した。

2017年4月11日 中間報告。
報告書案では、「相当に乱暴な言葉で、◯◯(Aさんの名前)さんを不快にさせる行動が断続的に存在した」などとして、4件のいじめを認定したが、自殺との直接原因は「確認できない」とした。
「思春期うつ」を自殺の背景の一つとしつつも、「『思春期うつ』と『いじめによる心身の疲弊』が、並列して書かれていた」という。
「思春期うつ」の根拠は示されなかった。
また、いじめを単なるトラブルと判断するなど学校側の対応に問題があったとした。

再調査委員会

再調査委員会の設置•調査内容

2017年4月23日 遺族が精神科医(同じ病院の臨床心理士)など常任委員2人の解任を要望した。「調査報告書案で思春期うつによる自殺との結論を導き、事実認定をゆがめた」「(報告書案の説明をする際に)遺族の心を傷つけた」と訴え、「委員の適格性を欠く」と主張した。

2017年5月22日 臨時会で要望の内容を協議したが、精神科医ら2人に、市いじめ審条例が解任理由として規定する「職務の遂行に必要な適格性を欠く行為」はなかったと判断した。
2017年5月末 審議会の委員が全員任期満了となったことを理由に、メンバーを刷新した。
新たな常任委員5人については全国的な職能組織に推薦を依頼し、全員を県外から選ぶことも確認した。

青森市及び東京都内を会場として、審議会10回、作業部会としての連絡会を7回開催した。
遺族及び代理人弁護士、関係生徒及び保護者、関係教員及び関係者に対し、述べ65人に聞き取り調査を行った。
前調査委員会から、調査資料を引き継いだ。

調査委員

6人。
会長:野村武司弁護士 埼玉弁護士会
副会長:伊東亜矢子弁護士 第二東京弁護士会
委員:天笠崇医療法人財団東京勤労者医療会代々木病院精神科科長
中谷敬明岩手県立大学社会福祉学部人間福祉学科教授
前島康男東京電機大学理工学部共通教育群教授
和久田学大阪大学大学院連合小児発達学研究科特任講師

調査報告書•その後

2018年8月2日 報告書 210頁
Aさんへのいじめは中1の6月頃から始まった。同級生グループから仲間外れにされたり、学校や無料通信アプリLINEで、「死ね」「うざい」といった悪口や容姿を中傷する行為など20件以上をいじめと認定した。
中2に進級しクラスが替わったものの、いじめが続いたことで「いじめから逃れられない との意識や強い落胆の念を覚えるようになった」と指摘した。「いじめられる状況が今後も続くものと感じ、将来を悲観した」と判断し、いじめが自殺の「主要な原因」と認定した。
また、学校が生徒間のトラブルを把握していたにもかかわらず、いじめと捉えずに担任に対応を任せていた点を挙げ、「組織的対応がされていなかったのは学校の責任」と断 定した。再発防止策として、教員が子供と向き合う余裕を持てる環境をつくるため、財政的措置を含めた対策など国や県レベルでの取り組みを提言した。
なお、自殺について、前回問題になった思春期うつや家庭環境に起因したとの記述はなかった。

当初の調査についての検証

2018年8月25日 遺族は、当初の調査について検証するよう求める要望書を市に提出した。

調査委員会の設置•調査内容

市と市教育委員会は、市いじめ防止対策審議会の調査についての検証を行う。

検証をはじめることについて、遺族に連絡はなかった。

調査報告書•その後

2018年12月29日 市長と市教育長らが遺族側と非公開で面会し、説明した。審議会が調査過程で遺族を傷つけ、不信感を抱かせた点について配慮が不十分だったとするなど、おおまかには調査に問題があったという内容を遺族に報告した。

事件の背景(インターネットより)

学校が加害者らを出席停止にしたり、Aさんの親に精神科で診断書を取らせて傷害罪で刑事告訴させなかった。
加害者のほとんどが運動系部活動で熱心に活動していた選手達(主犯6人のうちの3人が部長)であり、クラスでも発言力があり中心的な生徒ばかりで、バドミントン部で全国的に有名な選手もいじめに関わっており、学校側は事件を表沙汰にしたくなかった。
1年3組の担任教諭は新任のせいか指導能力が大きく欠けていて、生徒達に舐められていたため、指導には効果が無かった。

今回たまたま被害者のお家の方々がご立派な方でお爺さんは津軽三味線や太鼓等で有名な指導者であり、Aさんの手踊りで全国優勝するぐらいの実力者であり、津軽関山会山本社中の人達も多数支援に回ってくれてる。だから何とか加害者らと学校の隠蔽に立ち向かえてるんであって、これが普通レベルの家庭とか、家庭環境が複雑な家の子なら、すぐに自殺したのは家庭環境のせいとか、元々精神的に病んでたとか、ありとあらゆる嘘と言い訳で泣き寝入りのハメになってたという。

参考資料

青森県青森市•市立浪岡中学校いじめ自殺地上の涙

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