大阪府市立中学生傷害事件

大阪府内の市立中学校の女子生徒(中学1年生)は､入学直後の2024年(令和6年)4月に7人のグループLINEに参加し､ビデオ通話中に衣服を脱ぐよう要求され､拒否したところ､｢友達をやめる｣と迫られ､服をめくるなどした｡その際､スクリーンショットを撮られ､同学年約100人が参加する別のグループLINEに投稿された｡その後､女子生徒は不登校になり､同11月に転校を余儀なくされた｡

2025年10月3日､大阪地裁において女子生徒が深く傷付いたことに同級生らが遺憾の意を表し､180万円を支払うことで和解した｡和解条項には同級生らが女子生徒の画像データを削除することも盛り込まれた｡

民事損害賠償請求訴訟

提訴

2025年3月､女子生徒と両親は同級生らとグループLINEでビデオ通話中､衣服を脱ぐよう強要され､その様子を撮影した画像を拡散されるいじめを受けたとして､同級生の女子7人と保護者12人に慰謝料など計440万円の損害賠償を求めて提訴した｡

同級生側は､画像の投稿に至る経緯を概ね認めたうえで､｢強要はしていない｣と反論した｡

一審(大阪地裁)

2025年10月3日､女子生徒が深く傷付いたことに同級生らが遺憾の意を表し､180万円を支払うことで和解した｡和解条項には､同級生らが女子生徒の画像データを削除することも盛り込まれた｡

生徒側､同級生側双方の代理人弁護士とも取材に｢コメントできない｣としている｡地元の市教委は｢いじめはあったが､訴訟についてコメントする立場にない｣としている¹｡

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1. “服を脱ぐよう要求し画像拡散､女子中学生同士のLINEいじめ訴訟で和解…大阪地裁” 讀賣新聞 (2025年10月27日)