北星学園余市高校不適切指導事件

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2024年(令和6年)8月22日、約10年前に一家でアメリカ合衆国に移住後、現地で不登校となり、リストカットやパニック障害とみられる症状があるなど精神的に不安になっていた女性(2025年10月10日現在17歳)は、日本での再起を掛けて、北海道の私立北星学園余市高等学校に1年生として入学した。前日から寮生活を始めたが、寮母から「いびきがうるさくてみんなが迷惑している」などと言われた。これにストレスを感じ、嘔吐した際に「汚さないで」とも言われた。

日本の生活に不慣れな女性は恐怖を感じ、入学から数日後に学校に通えなくなった。欠席すると、自室に来た教員が無理矢理布団を引き剥がし、ベッドの上に乗って「気合いでいくぞ」などと力ずくで起床させた。教員は部屋に長時間とどまり、指導や監視を行ったという。

その結果、女性は自傷行為に及び「死にたい」と発言。学校側は傷の深さや発言を理由に、休学か退学を要求した。女性は投稿し続けることを希望したが、2024年9月16日に退学を宣告されたという。

民事損害賠償請求訴訟

提訴

2025年9月24日、女性は不当な退学処分を受けたとして、同校に約224万円の損害賠償を求めて札幌地裁小樽支部に提訴した。
原告側は、パニック障害などの症状を学校側に伝えており、自傷行為や「死にたい」といった発言は予見できたと主張し、必要なのは支援で、退学は学校の裁量権を逸脱していると訴えた。

女性は「死にたいほどつらいと訴えたつもりが、わずか数週間で退学と判断をされてしまい、悔しい」、母親も「なんとかやり直そうと希望を持って日本に来たのに、配慮に欠ける対応で挫折体験になってしまった。裁判で区切りをつけたい」と話した。

同校の今堀浩校長は8月、毎日新聞の取材に「教員が布団をめくったのは事実だが、1度だけで強迫的ではなかった。さまざまな事情を考慮した上での退学処分で、正当な判断だった」と説明した1

  1. 「ヤンキー母校に帰る」の北星余市高 退学処分めぐり17歳が提訴毎日新聞 (2025年10月10日)
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