北海道立学生自死未遂事件

2014年(平成26年)､北海道の道立学校の生徒が､同級生から携帯電話のやり取りによるいじめを受け､自死を図った｡(未遂)

保護者が学校名や年齢､性別などの公表を望んでいないとして､具体的な内容は明らかにしていない｡

2016年12月 調査委員会は携帯電話のやり取りの一部がいじめに当たると判断した｡

調査委員会

調査委員会の設置•調査内容

2016年2月 当該校の校長から自殺未遂事案発生の一報を受けた道教委が調査委員会を設置し､｢北海道いじめの防止等に関する条例｣により､知事の付属機関として､｢道いじめ調査委員会｣が審議した｡

2016年3月 7回に渡り､報告内容を検討した｡学校関係者の聞き取りなどをした｡

調査委員

外部有識者5名｡(氏名公開) 大学院教授
委員長:間宮正行北海道大学大学院特任教授

調査報告書•その後

2016年12月17日 担任教員は生徒間のトラブルを把握していたが､いじめとは認識していなかった｡
道教委が調査委員会を設置し､調査の結果､やり取りの一部がいじめに当たると判断した｡
事実関係について必要な調査報告がなされていると判断し､｢再調査の必要はない｣と知事に回答した｡
判断理由の詳細は､｢保護者や生徒の強い要望がある｣として公表していない｡
①重大事態が起きた場合も学校と保護者らとの信頼関係を構築する､②事実関係の調査プロセスを分かりやすく説明する､③いじめの未然防止を図る校内態勢を整備するなど､3項目を提言した｡

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