府中市立第一中学生自死事件

2022年(令和4年)8月30日午前7時10分頃､広島県の府中市立第一中学校の男子生徒(中学3年生•14歳)が､1階の渡り廊下付近の地面に倒れているのを､部活動の朝練習に来ていた生徒らが見つけ､教員が119番した｡男子生徒は病院に搬送されたが､頭を強く打っており､間もなく死亡が確認された｡4階建ての校舎の上階から転落したとみられ､広島県警府中署は自殺の可能性があるとみて調べている｡

市教育委員会によると､男子生徒は23日に2学期が始まってから29日まで毎日通学していた｡倒れていた時は制服姿だった｡

遺書などは確認されておらず､同校では学期毎にいじめに関するアンケートを行っているが､6月に実施したアンケートでは､男子生徒がいじめに遭っていたことを示す記述はなかったという｡市教委は今後､教員や生徒らへの聞き取りを進めるとしている｡

同年8月31日夜､学校は保護者への説明会を開いた｡説明会は非公開で行われたが､保護者からはいじめに関する質問も出ていた｡

参考資料

“校舎の上階から転落か､中学校で3年の男子生徒が死亡…自殺の可能性も” 讀賣新聞オンライン (2022年8月30日) 他

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