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福井県立鯖江高等学校に勤務する男性教諭(45歳)は、2021年(令和3年)7月から2025年3月まで28回にわたり、自身が顧問を務めていた野球部の「父母会」から、野球用具購入費約551万5千円を横領した。スポーツ用品業者の納品書を偽造するなどして父母の会に過大に請求し、不正を繰り返していた。
県教委によると男性教諭は、県外のスポーツ用品業者から消耗品を購入した際に納品書を偽造し、実際には購入していないボールやバットなども購入したように見せかけ、計24回、父母の会から預かっていた現金30万~50万円を着服したり、立て替えたとして新たに請求したりした。また、PTAが業者に直接支払う部活動振興費で購入した用具についても請求書を再発行してもらい、父母の会に別途請求したのが4回あった。
男性教諭は2003年に体育教諭として採用され、2009年4月から2025年3月までの16年間、同校の野球部顧問を務め、用具購入費の管理もしていた。2025年4月に県スポーツ課に異動となり、後任の顧問が10月に不適切な納品書に気付き、県教委が調査していた。
男性教諭は県教委の調べに対して着服を認めている。2022年春頃から外国為替証拠金取引(FX)を始めており、着服した現金は「損失補填に使った」と話しているという。父母の会に全額返済し、「野球部や学校関係者に迷惑をかけ、深く反省している」と述べているという。
2025年11月5日に男性教諭から退職願が提出されたが、県教委は受理しなかった。同月11日に同校に異動後、自宅待機になっている。父母の会では刑事告訴も検討しているという。
同月21日、福井県教育委員会は男性教諭を懲戒免職処分とした。県教委の廣部真寿美副部長らは県庁で会見を開き、廣部副部長は「鯖江高の生徒、保護者、県民の信頼を著しく損なうことになり、深くおわび申し上げる」と謝罪した。監督責任を問い、校長も21日付で戒告処分とした。
参考資料
“元野球部顧問の教諭、納品書偽造し父母の会に水増し請求 横領した551万円は「FXの損失補填」 福井県立鯖江高校” 福井新聞 (2025年11月22日) 他