東大阪市立小学校教師による盗撮事件

大阪府の東大阪市立小学校に勤務する男性教諭(26歳)は､2024年(令和6年)6月下旬から7月上旬までの間､勤務している小学校の教室内で､水泳の授業のために着替えていた男子児童3人の裸を隠し持ったスマートフォンで盗撮したとして､2025年9月9日､大阪府警に児童買春•児童ポルノ禁止法違反(製造)の容疑で逮捕された｡

事件の際､男性教諭も教室内にいたということで､調べに対し｢立場を利用して盗撮しました｣などと供述し､容疑を認めているという｡

府警が別の児童ポルノ事件を捜査する過程で男性教諭が盗撮に関与した疑いが浮上し､2025年8月上旬に男性教諭宅などを家宅捜索した｡押収したスマートフォンから盗撮したとみられる複数の幼い男の子の裸の画像や動画が大量に見つかった｡府警は動画の入手経路など詳しい経緯を調べている｡

東大阪市教委によると､男性教諭は2022年から常勤講師として市内の小学校に勤務し､2025年からは正規の教諭として勤務していた｡

市教委は｢教諭が逮捕されたことは重大な事態と受け止めている｡今回の事実を確認でき次第､厳正に対処して再発防止に努めるとともに､子どもの心身のケアについても関係機関と連携して行っていきたい｣とコメントした｡

参考資料

“着替え中の児童を勤務先で盗撮か　容疑で小学校教諭を逮捕　大阪府警” 毎日新聞 (2025年9月9日) 他

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