飛龍高校野球部暴力的指導事件

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2021年(令和3年)5月以降、静岡県の私立飛龍高等学校の野球部において、監督ら指導者3人が複数の部員に、頬を平手打ちする暴行や、練習への参加を拒むような暴言を行うなどの体罰を加えていたことが明らかになった。

2022年6月17日 日本学生野球協会は審査室会議を開き、監督(64)と副部長(48)を謹慎2ヵ月、副部長(24)を謹慎4ヵ月の処分とした。

事件の経緯

2021年5月3日 ケガで休んでいた3年生の部員が実戦練習に復帰する際に、監督が「お前は練習に参加しなくていい。あっち行ってろ」と練習から追い出す暴言を行った。部員は理由が分からず、一塁側の防球ネットにボールを投げつけたところ「怒れ」と言って煽った。暴言を言われた部員が、理由が分からないと学年主任に相談して事件が発覚した。

5月以降、野球部監督とコーチ、副部長が、複数の部員に対して、蹴ったり頬を平手打ちしたり、至近距離からノックして素手で受けさせたり、練習から外した部員の太ももを蹴ったりする暴行の他、差別的なあだ名で呼んだりしていた。

2022年6月17日 日本学生野球協会は審査室会議を開き、監督(64)と副部長(48)を謹慎2ヵ月、副部長(24)を謹慎4ヵ月の処分とした。

学校の対応

2022年5月11日 全野球部員に対してアンケートを実施した結果、昨年5月以降、頬を平手打ちする暴行や、練習への参加を拒むような暴言など複数の生徒に対する計7件の被害が判明した。

学校側の調査に対して、指導者らはいずれも関与を認め、「申し訳なかった」と謝罪した。

同校は、県高野連や県私学振興課に報告した。

事件の報道(5月20日)を受けて、副校長は取材に対して、「生徒や保護者に精神的、肉体的な苦痛を感じさせた責任を感じています。二度とこうしたことを起こさないように指導体制を構築していきます」と発言した。

野球部費の私的流用事件

野球部の会計責任者の30代教諭が部費を私的に流用していたことが分かり、教諭は懲戒解雇処分となった。学校側は私的流用を認めている。部費を私的に流用したのは、野球部ではない立場で部費を管理していた会計責任者の男性教諭で、流用した額はおよそ150万円。2022年4月に野球部の通帳を確認した際、残高が700円ほどしかないことが分かり、学校側が問い詰めたところ、男性教諭は私的流用を認めた。流用したのは、2020年度、21年度の2年間の部費で会計報告がなく、この間に着服していたとみられる。「パチスロに充てた」と説明している。(2022年5月20日報道)

参考資料

不適切発言の静岡•飛龍監督謹慎2カ月 部内暴力の福岡•飯塚など7件処分 学生野球審査室会議日刊スポーツ (2022年6月17日) 他

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