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北海道の道立高校に通う男子生徒は、2022年(令和4年)4月の入学後、複数の上級生(3年生)から寮内や学校内で殴られたり、蹴られたりする暴行や暴言を受けた。暴行や暴言は毎日のように行われ、寮の室内で肛門にドラムスティックを挿入されたり、性器を掃除機で吸い込まれたりする暴行を受けた。学校では、トイレで逆さ吊りにされ、そのまま床に落下させられ、頭を切る怪我を負わされた。
2024年10月25日、調査委員会は男子生徒が複数の3年生から「犯罪行為」にあたるいじめを受けていたと認め、高校の一部の教員は暴力行為を目撃していたが、男子生徒の保護者が訴えるまで放置していたなど、学校の対応に大きな問題があったと指摘した。
事件の経緯
2022年6月、男子生徒は複数の3年生から「死ね」「デブ」などの暴言を浴びせられた。
7月、男子生徒は複数の3年生から学校の廊下や寮内で、殴る•蹴るといった暴行を受けた。
このような暴言•暴行は毎日のように行われ、風呂場で熱湯を掛けられたこともあった。
11月、加害生徒の1人の就職内定した。これを機に、寮の室内で男子生徒の肛門にドラムスティックやピンポン玉、菓子類(チョコボールや飴)、綿棒などを挿入するなど男子生徒に対する暴行がエスカレートしていった。また、その様子を動画で撮影していた。
更に、ドラムスティックを肛門に挿入させたまま、他の部屋へ見せに行かされたり、性器を掃除機で吸い込まれたり、握られたりする暴行を受けた。
学校では、トイレで逆さ吊りにされ、そのまま床に落下させられ、頭を切る怪我を負わされた。
12月、男子生徒の保護者が学校に被害を訴え、警察にも相談した。
加害生徒3人のうち2人は強制わいせつ罪、もう1人は暴行罪で家庭裁判所で少年審判を受けた後、それぞれ保護観察処分となり、3人全員が自主退学した。
尚、高校の一部教員は、暴力行為を目撃していたが、保護者が訴えるまで放置していた。
男子生徒は、2024年10月末現在、高校に通っている。
調査委員会
調査報告書•その後
2024年10月25日、北海道教育委員会は第三者委員会による調査報告書を公表し、道立の高校に通う•当時1年生の男子生徒が、複数の3年生から「犯罪行為」にあたるいじめを受けていたと発表した。
また、一部の学校関係者は、男子生徒が受けた被害の一端を把握していたにもかかわらず、いじめに発展する可能性を考慮しなかったなど、当時の学校の対応に大きな問題があったと指摘した。
事件の背景として、北海道には220の公立高校があり、そのうち21校に寮があり、15歳という年齢で親と離れることを選択している生徒たちはストレスを抱えることも多いが、寮運営に関するガイドラインがなく、そのため、「北海道の特殊事情を加味したものが必要ではないか」と報告書を締め括っている。
北海道教育庁の斉藤順二学校安全担当局長は、当時の学校の対応に大きな問題があったと指摘したことについて、「大変遺憾であると受け止めている」とコメントした。
参考資料
“北海道•公立高校『壮絶いじめ』 性器を掃除機で吸い込む、肛門に「ドラムスティック」挿入、トイレで逆さづりなど…” ニコニコニュース (2024年10月27日) 他