兵庫県立篠山産業高校野球部暴力的指導事件

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2025年(令和7年)7月10日、兵庫県立篠山産業高等学校で開催された1、2年生による野球部の紅白戦で、同校の硬式野球部の監督(72歳)は怪我をしているのに出場しようとした2年生の部員を叱責し、正座させて顔や頭を複数回殴った。

後日、その部員が授業中に「鼻が曲がってない?顔が痛くて授業に集中できない」と教師に訴えて暴力行為の疑いが発覚した。本人や他の部員への聞き取り調査で、監督の殴るなどの暴行を目撃したり、聞いたりしたと証言する部員が10人程度おり、同校は不適切な指導があったとして、兵庫県高野連へ報告した。

監督は「故障しているのだから、よく考えてほしかった。手が顔に当たったかもしれない」「(体を)痛めているのに投げたらいけないという思いで指導した。正座させてちょっと顔をはたいた」と説明している。同監督は同月19日から野球部で指導をしておらず、秋季の但丹地区大会は別の教員が指揮を執った。

8月26日、市は会見を開き、酒井隆明市長が監督の行為を謝罪した。一方、部員や監督への聞き取り調査を踏まえ、「◯◯(監督の苗字)氏は頭を平手ではたいた程度で、部員はけがはしていないと捉えている」と指摘し、「手を出したことは問題だが、殴打ではないと考えている」などと説明した。

監督は神村学園(鹿児島)や創志学園(岡山)の監督として甲子園大会に計7度出場し、2005年春には神村学園を選抜大会準優勝に導いた。1996年アトランタ五輪では、ソフトボール女子日本代表のヘッドコーチを務めた。2022年10月に丹波篠山市の特別職であるスポーツ振興官を務めており、同校監督を務めている。

参考資料

篠山産業高•長沢前監督の暴力、複数部員が目撃 丹波篠山市と学校側で認識に食い違いも神戸新聞 (2025年8月26日) 他

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