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2025年(令和7年)5月27日、茨城県の石岡市立小学校で、6年生の女子児童数人が内科検診をスムーズに受けられるようにとの理由で上半身の下着を脱いでおくように担任の女性教諭から指示され、受診するまでの間、体操服1枚で教室で男子児童と一緒に授業を受けさせられた。
昼休みにクラスの女児が保健室に集められ、担任の女性教諭から上半身の下着をあらかじめ脱いでおくように指示された。ブラジャーと胸パッド付きキャミソールはそのままで良いとの指示だったという。女児数人が白色の体操服1枚で教室に戻り、5時間目の授業を受けた。内科検診を受けるまでの間、恥ずかしがったり男児から冷やかされたりする女児がいたという。
本来は、女児が内科検診を受ける順番になってから保健室で着替えて校内の検診会場に向かうことになっていたが、担任教諭が手順を誤ったという。6年の女児の母親は「子供を守るはずの学校側が無神経な対応だ」と憤っている。
学校の健康診断などを巡っては、文部科学省が2024年1月、児童生徒のプライバシーに配慮するよう都道府県の教育委員会などに通知し、診察時は支障のない範囲で、原則体操服や下着を着用するなど児童生徒の心情に配慮する必要があると指摘している。同校の校長は「児童への配慮が足りず、たいへん申し訳ない」と陳謝し、「教職員に通知内容や検診の手順の順守を徹底させる」と話している1。
- “小学6年の女子児童ら、下着脱ぎ体操服1枚で男子児童と授業受けさせられる…冷やかされた子も” 讀賣新聞 (2025年7月9日)