香美町立香住小学校長覚醒剤取締法違反事件

2020年(令和2年)12月12日､香美町立香住小学校校長(54歳)は､覚醒剤取締法違反容疑で兵庫県警尼崎南署に逮捕された｡

同署が捜査を続けていた別の薬物事件で逮捕した密売人のスマートフォンを調べたところ､何人かと売買のやり取りをしていた履歴が残っており､その1人が同校長だった｡家宅捜索をしたところ､自宅にあったカバンの中から覚醒剤が入った小さなポリ袋が出てきた｡同校長は｢私が自分で使うために持っていました｣｢弁解の余地はない｡児童､保護者に申し訳ない気持ち｣と話している｡

2020年12月22日､兵庫県教育委員会は同校長を懲戒免職処分とした｡起訴を待たず､異例のスピード処分となったが､県教委は｢容疑を認めており､後任の人事を進めるためにも早く処分した｣としている¹｡

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1. “15年前に女子生徒と交際､わいせつ行為　50代の高校教諭を懲戒免職” 神戸新聞 (2020年12月22日)