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2025年(令和7年)6月23日、北九州市立高蔵小学校で行われた体育のプール授業を終えた5年生と6年生の児童46人のうち、22人が手に湿疹と痺れ、3人が腹痛を訴えた。23日はプール開きで、症状を訴えた児童25人は全員軽症だった。
事故を受けて市教委は水質検査を実施したが異常はなく、周辺に有害な樹木や虫も確認されなかった。北九州市は市立学校で行う体育のプール授業について当面中止するとし、同校については今年度の学校プールの使用は控え、近隣の学校外プールの活用を検討している。
6月27日、市教育委員会は湿疹はプールサイドに手をついた際の圧迫痕の可能性が高いとの見解を示した。プールサイドにはコンクリートの上にプラスチックタイルを貼っており、児童が手を付くと赤い圧迫痕が残る可能性が高く、湿疹も手首の付け根に集中していた。今後、医師の見解なども聴取する。
市は夏休み前にプール開きをする全市立小中•特別支援学校でプール水質調査を実施しており、異常がなければ30日以降、順次プール授業を再開する。
参考資料
“プール授業後に児童25人搬送 湿疹は圧迫痕の可能性 北九州市教委” 毎日新聞 (2025年6月27日) 他