宮城県登米総合産業高校弓道部暴力的指導事件

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2018年(平成30年)頃から宮城県立登米総合産業高等学校の弓道部に所属している男子生徒(高校1年生)は、外部コーチから暴力や、「サル」などと暴言を吐かれたりして登校できない状態となり、その後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症して転校を余儀なくされた。

2025年7月9日、調査委員会はコーチによる暴行や暴言を認めた上で、部内で上級生などの暴言が飛び交うことが恒常化し、男子生徒が疎外感を感じる状況を部員によるいじめと認定した。学校の対応も情報共有が遅れるなど不適切だったと指摘した。

調査委員会

調査委員会の設置•調査内容

名称:県いじめ防止対策調査委員会
設置主体:宮城県教育委員会
適用:第三者委員会

調査委員

委員長:内藤裕子東北福祉大学教授

調査報告書•その後

2025年7月9日、調査委員会は佐藤靖彦宮城県教育長に調査報告書を提出した。
報告書では、顧問の教諭が生徒から被害の相談を受けていたにも関わらず、生徒や他の部員に対する事実確認が不十分だったことや保護者への説明も行っていなかったとした。また、顧問と教頭などの管理職との間で、十分に情報共有が行われていなかったことが対応の遅れに繋がったと指摘した。

内藤裕子調査委員長は「外部指導者の暴言や体罰などがあったことが認められ、生徒の訴えに対して学校が適切な対応をしなかったことが部員によるいじめを助長させたと結論付けております。」と述べている。

調査報告書(答申)【公表版】」(PDF:702KB)

委員会は2024年3月に報告書の案を生徒の保護者に示したが、保護者から県教育委員会が調査に含まれていないことなどについて指摘を受け、内容を再度検討したため、時間が掛かったとしている。

参考資料

“宮城 県立登米総合産業高の体罰問題で第三者委が調査報告書” NHK (2025年7月9日) 他

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