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2024年(令和6年)6~10月、奈良県内の市立小学校に通っていた当時6年生の男子児童は、男子同級生3人から校内の男子トイレや修学旅行の宿泊先で、同級生3人の要求で性器を見せる行為などを7回にわたって強要された。
同年10月、学校は調査を開始し、男児や同級生側への聞き取りを基に4件がいじめに当たると判断し、残り3件は同級生側と男児の話が一致しないことなどを理由にいじめとして認定しなかった。
2025年7月16日、学校は男児が男子同級生3人から複数回にわたって性的ないじめを受けたとしていじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定したことが分かった。
男児側の代理人弁護士は、男児の保護者は不同意わいせつ行為に当たるとして市内の警察署に被害を申告したことを明らかにした。
同年7月17日、男児側は調査主体となった学校のいじめ対策委員会は校長や教員ら計12人で構成され、男児の担任だけでなく同級生らの担任も含まれており、「中立•公平に実施されたとは評価できない」と指摘し、いじめではなく性被害だとした上で「性被害特有の(抵抗を弱めてしまう)迎合行為や、自己批判感情から処罰感情が弱まっていた可能性が分析されていない」として専門家が関与すべきだとして市と市教育委員会に再調査を申し入れた。
参考資料
“奈良の小学校で男児に性的いじめ 学校が調査で「重大事態」と認定” 共同通信 (2025年7月16日) 他