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2023年(令和5年)12月19日、宮城県の名取市立中学校の特別学級に通う男子生徒(中学3年生•15歳)は、普通学級で複数の同級生から「うざい」「くさい」「死ね」「黙れ」「クラスに帰れ」と言われたりするなどのいじめを受けて校舎の3階から飛び降り、一命は取り留めたものの、左腕や足、骨盤などの骨折で約4か月間入院した。飛び降りる前に自分の教室の机に置いたという遺書には、「もう何もかも嫌になった、つらい、生きたくない」「死にたいという毎日をずっと繰り返していました」などと記されていた。
男子生徒は自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断を受けて特別支援学級に通っていたが、普通学級でも授業を受けさせられ、複数の同級生からいじめを受けていた。男子生徒が担任に相談しても「いじめはない」と否定され、状況は変わらなかった。
市教委は「いじめ重大事態」として2024年1月に第三者委員会を立ち上げて調査を続けているが、男子生徒の母親は、男子生徒が自殺を図ったのは、いじめや学校側の対応が原因だとして、2024年7月現在も男子生徒や母親に直接の聴き取りがなく、第三者委員会のメンバーに退職校長が入っている点などに不信感を抱き、委員の交代と調査のやり直しを求める申し入れ書を市教委に送り、7月18日に仙台市で記者会見を行った。
市教委は取材に対し「いじめが疑われる重大事態として調査中。第三者委員会は学校側に有利な人選をしていない」と説明しているが、メンバーについては公表していないため教えられないとしてしている。第三者委員会は2024年度中を目処に報告書をまとめる予定としている。また、市教委は報告を怠っていた理由を「男子生徒の心情を考慮し聞き取りは行っていなかった」「報告書ができてから連絡しようと考えていた」などと説明している。
参考資料
“特別支援学級の男子生徒が自殺未遂「普通学級でいじめある中で勉強したくない」教育委員会「いじめ重大事態認定」も生徒へ聞き取りなく母親が第三者委の一新要求 宮城•名取市” tbc東北放送 (2024年7月18日)
“中学校で特別支援学級の男子生徒が自殺未遂 いじめが原因か 母親が第三者委員会の委員交代や調査やり直しを求める 宮城•名取市” khb東日本放送 (2024年7月18日)
“中3自殺未遂、適切調査申し入れ 本人聴取なしを疑問視” 共同通信 (2024年7月18日)