さいたま市立小学生傷害事件

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2022年(令和4年)度、さいたま市立小学校の男子児童(小学4年)は、いじめが原因で一時不登校となり「重大事態」と認定された。男児は6年生の時、自身のいじめられた体験を卒業文集に書いたところ、学校側から「個人(加害児童)の特定につながる可能性がある」として修正を求められたが、その後に要求を撤回した。

事件の経緯

2023年10月、市教育委員会は、男児に対する暴言と暴力をいじめ防止対策推進法の定める「重大事態」と認定した。いじめの経緯や事実関係、学校側の対応が適切だったかを調査する第三者委員会を設置して、被害児童本人や保護者から聞き取りを行うなどした。

2024年、男児が6年生の時、「笑顔」というタイトルの卒業文集に掲載する作文の中で4年生の時にクラスメートから暴言や暴力を受けて学校に行けなくなった体験を記した上で、心配して支えてくれた人たちへの感謝を胸に、「いつか恩返しできるように努力していきます」「『笑う門には福来る』のことわざを信じて、僕は笑顔を大切に生きていきます」と締め括った。

12月16日、男児は作文を学校に提出したところ、同月20日に校長の名前で、「文書の中の『四年◯組』の言葉が、個人の特定につながる可能性があると思われるので、一度相談させてほしい」と修正を求める旨のメールが弁護士宛に届いた。
男児の保護者は、埼玉新聞の取材に「担任の名前も加害児童の名前も書いていないので、特定されると言われることは理解できない」とし、「今のところ、修正の要求に応じるつもりはない」と述べた。

2025年1月17日、校長から「修正せずに、そのまま掲載します」と弁護士に電話があった。方針転換の理由は述べていなかったという。

男児の保護者は、埼玉新聞の取材に「息子の書いた文章がそのまま掲載されることは良かったが、当初から修正要求しないでほしかった」と語った。学校側は事実関係や理由について、「個別の案件につき、回答は控えさせていただきます」としている。

社会の反応

男子児童に対する学校側の対応について、「加害者の人権のみを擁護し、被害者の人権を蔑ろにしている」と厳しく指摘された。

参考資料

“理解できない…いじめられた男児の卒業文集、学校が修正を要求 「笑顔を大切に」の文章に学校「特定されるかも」、男児の親「修正しない」…その後撤回し原文を掲載へ 理由不明「最初から要求しないで」” 埼玉新聞 (2025年1月23日) 他

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