校門改修公金支出賠償請求訴訟
法廷報告 (第8回公判)

法廷報告(第8回公判) 一九九二年七月二二日 神戸地裁二◯三廷
衣川尋問で明らか 校門撤去改修の方針は校長着任の内示の頃から
衣川•現校長は、校長着任の内示を受ける「その日か翌日か」定かでないが、県教委•学事課の大江課長と「話し合いをした」と証言。学事課とは学校の諸設備に関わる部署で、現に今回の校門改修計画の図面を作成している。
したがって、衣川と学事課とがあえてその時点で話し合うことがあるとすれば、校門の撤去•改修以外にない。衣川はその話し合いは「具体的ではなかった」と証言しているが、そも、学事課と話し合ったこと自体が、そこまで事が具体化していた証と言うべきだろう。
また、教職員や生徒、保護者と、事前に校門改修について「話し合った」内実は無く、単に計画を通告しただけだったこともはっきりした。
そもそも県教委内部の人間だった衣川を校長にする時点から、校門撤去改修も意図されていたと言うべきだろう。
法廷尋問の詳しい内容については、先にお送りした「尋問速記録」をご参考下さい。お手元に無い方は、〒500同封されて、ご請求下さい。
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