追悼集会

最高のものを捧げる•スピーカー設置について

最高のものを捧げる

 今、私の持てるだけのもの、私にとっての最高のものを捧げる。そんな今年の追悼だったように思います。中村羅針さんの13年間捧げ続けられたカーネーションと歌。
東野さんの叫びにも似た『狼の魂』今まで何度も観てきていますが、演技という枠を超えた迫力を感じました。どの人も、『命』•『魂』ということに集中した一日でした。

 木島知草さんが、会場の人に引き出されるように語ったと言われる人形劇は初っ端からエイズを持つ少年との会話で始まり、どのように接したら良いのか等、具体的にストーリーは、進められ、命とは一人一人かけがえの無い宝物と語られました。その後は会場のお父さんにも手伝って頂き、生命の誕生。迫真に迫るものがありました。

 講演の間にあった、おーまきちまきさんの「お父さん語って欲しい」は、ひきこもりに悩む本人や家族、皆の祈りとも叫びとも聞こえて胸に染みました。会場にいる人皆の柔らかな優しい心が溢れ出ているようなホールの空気でした。この世の中は暗いニュースの多い時代だけれども、そう捨てたものじゃない、そんな勇気を与えてくれるような••さー今日から始まる一日一日を大切に生きていきましょう。お互いに。


門前追悼スピーカー設置について

 今年は、日曜日、学生にも学校にも迷惑をかけずに音を出せる。毎年毎年ウイークデーの門前追悼は、音を立てないように、迷惑をかけないように、小さくなって追悼をしてきました。去年、土曜日、学校は休み、追悼が終わった後、自然発生的に始まった中村羅針さんのミニコンサートで初めて音を出しました。話す声が聞き取りにくいとう意見を何年も聞きながら実現することができないで来ました。ハンドマイクさえ使うことに躊躇がありました。そんな長い12年の歳月がありました。

 雨ばかりの今年の天候、音を出すことを計画したけれども大丈夫かしら•••前日、高塚高校の校長先生に「雨が降った場合は軒先をお借りしてもいいですか?」電話。
「どうぞ使って下さい」優しい快諾のお返事にホットしました。当日、天候にも恵まれ、校門の両脇にスピーカーが立てられ、ちょうどステージのようでした。今までは、話される言葉も聞き取りにくかったのですが、後まで良く聞こえました。

 来年は、火曜日です。静かに迷惑をかけないように、そんな年が続きます。

[所]

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