校門改修公金支出賠償請求訴訟

法廷報告 (第5回公判)

法廷報告(第5回公判) 一九九一年十一月ニ五日 神戸地裁二◯三廷

やはり! 門扉撤去は教委•校長の工作 「皆なの意見」はまっかな嘘

 第5回法廷で「九月六日の早い段階で、校長が県教育委員会へ出向き、校門撤去を前提とした話し合い、があった。」という新事実が明らかにされた。
 これまで彼らは、九月二一日に教委に門扉撤去の要望書が出され、それから設計、入札、実施に至ったと公表していたが、事実は、九月六日に既に教委•校長による門扉撤去の青写真が敷かれていて、「父母の意見で」とは、自分たちのもくろみを隠すための煙幕だったことが明らかになった。
 また、生徒、育友会、職員会議で説明し、理解をえたとの主張も、実は説明だけで、意見が特になかったのを幸いに、「賛同」と勝手に発表したというデタラメさ。
 つまり、監査委員会に、衣川校長、教育委員会の双方が、デタラメ報告したわけです。
 それ故、私達は、裁判長に、衣川校長と学事課長等の証人尋問と、監査委員会の議事録の請求を求めている。
 これに対し裁判長は、次回(一月二二日)迄には、この両件を決定すると、返答した。

出席者 弁護士 金子•秋田•峯本
    原告団 山本•河村•森池夫妻
    傍聴人 折口夫妻•沢井•古川•小宮•公庄•坂本(一四名)

以上、森池氏報告からその要旨(文責•曽我)

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