校門改修公金支出賠償請求訴訟

再々度の監査請求を

 年度も変わり、新任の校長•教頭となった県立高塚高校、教師も90年の事件当時とは大巾に転出入し様変わり、そして生徒は勿論、全員新しくなっている。
 このような状況下、門扉だけはひっそりと工事用フェンスの陰で静止したまま。
細井氏の裁判も結審し、残された「門扉」のゆくえが、微妙な段階を迎えている。
 細井氏一人がこの事件の責任をおっかぶされて、それで全てが終わるなどという馬鹿げた結末も、このままではありうる。
 一人の生徒の死をあがなうにしてはあまりにも淋しく虚しい。事件の真の原因、背景など問われるべき「兵庫の教育」を、そしてそのような愚かな”教育”を産み、陰に陽に結果としてそれを見逃し放置してきたわたしたちの”社会”のあり様を、なんとしても明らかにしない限り、類似の事件は起りうるだろうし、事件からはなんら学ぶこともできないで終ってしまう。
 その意味で、門扉の撤去をさせずに、門扉裁判の中でねばり強く、問いつづけてゆく為に、さらにもう一度再々度、監査請求をやる、その方策を検討してます。6月14日の弁護団会議において大要が決まると思います。

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