校門改修公金支出賠償請求訴訟
ア!レ!レ!

加納功
廊下にまであふれる傍聴者、ドアーを開け法廷に入ると傍聴席もほぼ満席。「オオッ、これはすごい」と内心わきでるうれしさをおさえながら空席をさがし着席する。落着いてあたりが見えてくると、ちょっと様子がちがう事にやっと気がつく。原告席には、神戸空港を考える会の中田作成さん。まさに「アレレ」であった。がしかし我々の弁護士、原告団も控えている。事の推移を見守るうちにやっとわかった。同じ判事のかかえる民事訴訟をなんと30分の間に十数件一括処理しようと云う事の様だ。
私の拙い経験ではあるがこんな事初めての事。私達一般の市民が、多くの労苦と時間、そして費用を覚悟し裁判に訴える気持などまったく理解しようとしない今の裁判所の姿勢こそが裁かれるべきだろう。
あまりにも軽々しく扱われる事に改めて腹を立てると同時に、軽々しく扱う事が出来ない様、次回も多数の傍聴者で法廷を埋めたい。
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