ホンの紹介『新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示』

菅谷昭(著), 新潮社版, 新潮文庫　420円

＜内容紹介＞
チェルノブイリ原発事故の影響で甲状腺ガンになった子どもを助けたい──外科医菅谷昭は、ベラルーシに5年半にわたって滞在。貧弱な医療体制の中で数多くの子どもを救い、その手技は「奇跡のメス」と賞賛された。事故後、子どもたちの身に何が起きたのか。現地で綴った貴重な診療記に福島第一原発事故を受けての警告を加筆した、原発禍を最も深く知る医師による真実のレポート。

“2001年6月、ベラルーシでの5年にわたる医療支援を終えて帰国した私は、機会あるごとに次の二つのことを書いたり申し上げたりしてきました。一つは、これ以上、新たな原子力発電所を建設しないでほしい。同時に、現在稼働中の原発の安全を尽くしていただきたい、ということ。”
是非読んで下さい。

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